2018/08/10
こんにちは

昨日に引き続き、今日もいつもより少し早い時間帯での更新となりました

『くるあん工房』うえはらです

今日は、
ここ奈義町にあります奈義中学校の建て替えに際しまして、
新しく建てる中学校の基本構想を提案してゆくための事前研修として
既存の中学校を視察してきました


まず訪れたのは、
久米南中学校
平成26年11月に完成したという非常に新しい中学校です

生徒数もここ奈義町と大差なく、モデルイメージとしてとても参考になる規模です

夏休みという事で生徒はいませんでしたが、活気ある学校生活が送られているんだろうなと
感じさせられる残気が漂っていました

一通りの教室を見学させていただき、スペースの有効利用状況などを伺ってきました

そして、次に訪れたのが
中央中学校
こちらも築6年ととても新しい学校

とにかく窓が大きくて通路も広く、光をふんだんに取り入れる設計となっていました

電灯を点けなくても不自由なく授業が受けられるくらいの明るさでした

こういう開放的な空間で勉強ができたなら、さぞかし楽しい学校生活となることでしょう

ともかく
あまり閉塞的な環境ではなく、開かれた空間を子供たちに提供することが大切かな、と感じました

2校とも非常に良い設計をされていましたが、
「欲を言うならば・・・」といった、実際に使用しているうちに出てくるわずかな課題部分をお伺いしまして

あたりまえのことですが、
それらも踏まえた上で、奈義中学校の基本構想を立てていきたいと思います

しかしまぁ・・・
近頃の学校は、僕らオッサン達が通っていた頃の学校とはまったくの別モノですね~


いろいろなトコロに様々な配慮がなされています

逆に言うと、それだけ環境が整った状態で勉強をしないと、今の日本社会では通用しないくらい逼迫した状況なんでしょうかね?
勉学ってなもんは、本来は自らが欲して邁進してゆくものであって、
徹底的な衛生管理ののち無毒化された情報を、カリキュラムに則って教え込むものではないと考えています

歴史をひも解いていきますと、「個性を伸ばす教育が必要な時代」と「個性を消す教育が必要な時代」が
交互にやってきていることが分かります

今後100年くらいも同様にこの波が交互にやってくるでしょうから、どうせならそのどちらの教育にも
対応していけるような教室面積、配置、必要数を考慮し、教科教室もそれに特化した設計を
しておくことが肝要かと思います

偉そうなこと言ってますな


まぁ、頑張っていきま~す

はてさて、
みなさん今日もお疲れ様でした~

明日からお盆休みという方も多いと思います

大型連休になりますと、毎年のようにどこかで凄惨な事件、事故が発生します

皆さんどうぞお気を付けて、有意義なお休みをお過ごしください

皆様の身になにごともないことを、心よりお祈りしています