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第七話 萎縮

こんばんは


続きです


カテゴリ欄の『小説』に書き溜めていきますので、
そちらからアクセスいただくと読みやすいと思います。

※この小説はフィクションです。
 実在の人物、団体名とは一切関係ありません。

原作
白鯨百一氏作:本土決戦






『退化が始まってしまったら、おしまい』という点において、ヒトラーの考えはまんざら間違いではなかった。



しかし、民主主義において国民は政治家にとって「票を入れてくれるお客様」である。



また、マスコミにおいても視聴者は同じく「お客様」である。

大衆にとって耳障りの悪いことは決して言わなかった。

むしろ、テレビの前で過ごす時間が長くなり、国民がその情報に呑まれ怠惰になればなるほど、都合がよかった。



『国民のため・・・、国民のため・・・、政治は国民の皆様のため・・・』



少しでも大衆の機嫌を損ねる発言をすれば、指導者であるはずの彼らは平謝りし、心にもない謝罪を繰り返した。

もうこの茶番劇は数十年前から繰り返し上映されている。



国民が現実から目を背ける「嘘つき」なら、その代表者たちは全てを隠そうとする「大嘘つき」だ。

どっちもどっち、国力低下を止めようとは決して動かない、同じ「傍観者」だったということだ。






いまにして思えば、

「なんでも政治のせいにするな!

その代表者は諸君が選んだのではないか!

いつまで経っても海外依存から抜け出せないのは、日本国民が昔に比べ、臆病でケチで怠け者になったからだ!

いい加減目覚めろ、この野郎!」



と、発言する横暴な政治家がいたとしたら、どんなに良かったことだろう。





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もしかすると、今の日本も変わっていたかもしれない。




東京オリンピックの後の二十年は後退、後退、また後退であった。

私は三十代の後半から、できるだけ外食を避けるようになったし、買い物もできるだけ通販で済ませるようになった。

飲食店に行くと陰気な店員に遭遇したり、隣のテーブルに座っている家族が

カネのことで喧嘩している場面に遭遇する機会が増えたからだ。

しかし、運賃の高騰でその通販も贅沢になったし、昔みたいにすぐ配達されなくなった。

一ヶ月くらい待つことはざらだった。

配達前にその中身を配達員に盗み見られたり、場合によっては抜き取られていることすらあった。

どちらにしても、注文をした時点でそのデータは海外企業に筒抜けなわけだから、

配達員が見ようが見まいが大差はないのかもしれない。




また、多くの個人商店や零細企業が2020年から2030年の間に廃業や倒産で姿を消していった。

そのほとんどが、2021年の世界的経済危機でなくなっていたのだが、

私が四十五の頃にはスーパーをはじめとした小売店もそこで売っている品物も、海外の大手企業のものだけになった。


というより、世界から日本企業というものが消えていったのだ。


着るもの、食べるもの、住む建物。

自動車も通信機器も保険も日用品から雑貨まで、ありとあらゆるものが外国産だ。

税金はそのほぼすべてが彼らに刈り取られてゆく。




いったい「誰のため」に生きているのか・・・

考えても生活は変わらないので、考えるのをやめた。



幸か不幸か、私たちには購買力がなかったので、それほどインフレにはならなかったが、国力の低下は明らかだった。

多くの人は超巨大スーパーに行列を作って、一日がかりで一週間分の物資を買い集めていた。

もう、そうするしかない状態でもあった。



なによりも悲惨だったのは、2020年頃に流行した例のウイルスの再来だ。

その時はおよそ2年で終息し、多くの犠牲者は出したものの開発されたワクチンの効果は絶大なもので、

いまでは子供の予防接種項目にまで組み込まれている。



しかし2030年、より強力で、より凶暴化したウイルスが世界に蔓延する事態が起こる。

前回のウイルスに感染し、体内に自己免疫を得ていた人は、かろうじて生き延びることができたが、

ワクチン接種だけでこれを得た人たちは・・・そのほとんどが亡くなった。





人間選別は我々が思うより遥かに昔から進められていたらしい。




・・・第八話につづく。
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第六話 識別

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※この小説はフィクションです。
 実在の人物、団体名とは一切関係ありません。

原作
白鯨百一氏作:本土決戦







十九世紀頃から世界は「民主主義」の方向に流れていった。

民主主義とは神や王様ではなく、人間の為に国家がある、というそれだ。

民主主義、つまり人間主義は、三つの流派があるといわれている。



一つは自由人間主義だ。

ミルトン・フリードマンという学者が唱えた「市場原理主義」を口実とする、空想的自由主義だ。

人間が本来もっている権利やその行動は、すべて資本に通ずるとする考え方の総称で、資本主義ともいわれる。

資本主義は人間の自由な欲望に重きをおくことによって、エネルギーを生み出そうとするやり方だ。

日本も一応この自由主義陣営の国だった。



二つ目は社会人間主義。

公共や福祉、人々の平等に重きをおき、人々の欲望とエネルギーを管理する仕組みだ。

ロシア革命以来、多くの共産主義国家が生まれたが、私が生まれる頃にはその多くが崩壊していた。

人間の欲望の管理には限界と矛盾があった。

一つの国や、一人の人間が完全にどちらかを選択することなどは有り得ない。

我々日本にも生活保護や社会保険やら補助金やら、社会主義的な仕組みはたくさんあったし、

また、いくらソビエトに生まれたからといって、好きな結婚相手を選べないわけでもなかった。


あなたが好きな食事をコンビニで買いこみ、好きな映画を自分の部屋でゆっくり楽しみたいなら、

じゅうぶん自由人間主義の素養をもっているといえるし、

同時に、コンビニのレジの行列に割り込む客に腹を立てるなら、

じゅうぶん社会人間主義の資質を持っているともいえるだろう。





さて、三つ目の人間主義の流儀とは、残念ながら・・・

それはご法度、封印された人間主義だ。



つまり、、、進化人間主義だ。



人間の進化に重きをおき、人類を発展させる人間主義だ。

脆弱な動物だった人間は、ただ進化によってのみ、いまの地位を築いた。

これ以上進化できなかったとしても、動物的な退化は人類の破滅を意味する。

したがって、人類はいつも進化を掲げなければならない。

なぜ封印されてしまったかというと、戦前、悪名高きナチスがこの進化人間主義を前面に押し出したからだ。





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進化人間主義は、人の優劣以前に、人種の優劣にまで神経質になった。

「退化したらおしまい」という強迫観念を人々に与えた。

多くの極右思想は、この進化人間主義を基盤としている。

戦後、この進化人間主義の切り口で発言した政治家は少ない。



しいていえば、八十年代サッチャーは自国のイギリス人労働者が

「ゆりかごから墓場政策」でなまけ者になった、と女性らしいヒステリーで喝を入れた。


ケネディは「アメリカが自分たちになにをしてくれるかではなく、自分たちがアメリカになにができるかを考えよう」と演説し、

同じく国民に喝を入れた。


三島由紀夫という作家は、切腹までして日本人の動物的退化を訴えたが、

誰も相手にしなかったし、それは近所迷惑な行為くらいにしか思われなかった。



進化人間主義とか、極右思想といえば大袈裟だが、

もしあなたが太り過ぎないように食事を制限したり、運動をしようなどと思えば、

たまには本を読んで教養を身につけようと思えば、あなたは十分すぎる進化人間主義の素養をもっているといえるだろう。





・・・第七話につづく。

第五話 放棄

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原作
白鯨百一氏作:本土決戦




 IT産業はこれを加速させていった。

キャッシュレス決済、ネット通販、カードローン。


多くの会社は、本来自分がやるべき仕事をどんどんアウトソーシングさせていった。

合理性の名のもとに、自分たちの能力の低下に目をつぶり、実在するかどうかも怪しい「権力」の維持だけに力を注いだ。




子どもたちを塾にやる、その当時の教育熱心な母親たちに訊ねたい気分だ。

そんな想いをして、子どもたちをどうしたかったのか。



それはつまり、楽で、安全で、体裁の整った立場に、子どもを就けたいだけだったのか。

『日本の将来を支えるエリート』になってほしいなんて、これっぽっちも思っていやしなかったのではないか。


また、当時の若者たちのいうクリエイティブな仕事とか、あの当時の働き方改革でもっとも求められた理想の職場とは、





楽で安全で格好のつく仕事であり、それを許す職場だった。






ブラック企業の犠牲者は、いつだってほんの少し真面目で、責任感のある人間だった。



会社と、圧倒的多数の従業員は凶暴なまでの無責任・無関心で、真面目な人間を食い物にしていた。

虚栄と安楽と安全が、三つ同時に手に入ることはないが、唯一それを叶えてくれるのが「カネ」というわけだ。

だから誰しも、自己のエネルギーという実力よりも、カネという権力を求めたのだ。

それを人間的資質として攻めることはできなかっただろう。





動物として考えれば簡単だと言ったが、腹いっぱいになった動物はどんな行動をとるか。



まず、活発には動かない。

それは当然だ。

彼らにはエネルギーを無駄遣いしてはいけない正当な理由がある。



危険は冒さない。

それも当然だ。

食欲が満たされれば、危険を冒す理由がない。




そして、彼らに残される行動といったら、群れの中で虚勢を張ることくらいだろう。

人間も動物なのだから、こうなることは当然だ。

資質でもない、性格でもない、本能なのだ。





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古代ローマ市民の「パンとサーカス」の問題あたりから、人間の動物的退化には多少なりとも懸念があった。


しかし、一般大衆が食うに困らず、暇つぶしに困るほどの経済力をもった国は、その後二千年なかなか現れなかった。


国が豊かになれば、出生率が減ったり自殺率が高まることは分かっていたが、



だからといって、経済成長を止める国なんてありはしない。






一説によれば、人間が生物として進化の頂点に達したのは、いまから二千年ほど前のことで、それからは徐々に退化している。




そして、私たちの生まれた世代から、その退化は一気に加速した。

日本のゆとり世代、アメリカのミレニアム世代、どこの国も言うことは同じだった。



私のように「生まれた時から社会に何でも揃っている世代は、役に立たない」というのだ。




年配者にそう言われても、困ったものだった。







一方、その当時のヨーロッパの若者の失業率は10%を越えていた。


仕事がなかったわけではない。



キツイ仕事をぜんぶ移民に取られてしまったのだ。


いや・・・、取られたのではない。







『渡してしまった』のだ。




・・・第六話につづく。

第四話 消失

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原作
白鯨百一氏作:本土決戦





日本人にとって、もはや労働は馬鹿馬鹿しいものでしかなかった。

確かに、労力と賃金から考えれば、馬鹿馬鹿しい待遇でもあった。

働けど働けど何とやら・・・スマホとユニクロとコンビニがあれば、なんとか生きていける。

必死に働く必要などあるものか。





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その当時流行っていたピケティという経済学者は、常にRはGより大きいという公式を打ち立てた。

つまり、真面目に労働生産やサービスに従事するより、投資した方が儲かるという公式を打ち立てたのだ。


それを格差拡大の原因としていた。


確かに、まともな投資先のない銀行は、投資に目覚めた素人や日本の企業をカモにして、

バブルを膨らませ、2021年にリーマンショックの5倍規模の経済危機を招いた。



その、日本の銀行自身もアメリカ金融のカモだった。




株やFX、家賃収入で、一生働かずに暮らすというのが、当時の私たちの夢だったのだ。

ただ、この世界恐慌に対して暴動を起こすほどのエネルギーも、もう私たちはなかった。

自分たちの境遇を認めることさえ億劫になっていた。






誰しもうすうす気づいているが、決して触れないことがあった。



それは、豊かさと便利さの弊害であり、文明の副作用だ。

人間も動物の一種として考えれば、すぐに分かることだ。




衣食住に満たされた人間が、どんな希望や理想をもつだろうか。

食欲、性欲、睡眠欲の次に来る欲求はなんだろうか。




それはまず、「体裁を保ち格好をつけたい、注目を浴びたい」という欲求。


そして「少しでも便利さにあやかり、楽をしたい」という欲求であり、

次に絶対に怖い思いをしたくない「リスクを避け、安全の中で安穏と過ごしたい」という欲求である。




この虫のいい三つの庶民の欲求は、ありとあらゆるキレイごと、偽りの姿を装い、私たちの覇気を奪っていった・・・。



・・・第五話につづく。

第三話 瓦解

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原作
白鯨百一氏作:本土決戦





 最初は些細なことだった。

飲食店の店員の態度が悪くなり、笑顔が消えた。



人手不足だからしょうがないと、みんな慣れっこになっていった。

私の勤めていた工場にトラックが来ると、小さな2tトラックなのに、

運転手はバックで駐車する事すら危なっかしい状況だった。


私たちの上の世代は「信じられない」とため息をついていたが、

いま思えば国力の衰退はこんなところから始まっていたのだ。



「客に笑顔で接しよう」とか、「運転の技量をあげよう」とかいう努力は、少子高齢化とも人手不足ともなんの関係もない。

要は、日本人全体から気力が失われていったのだ。




外国人、とりわけ中国人の労働者が入ってきたとき、私は少し彼らを敬遠していたが、

徐々に日本人の店員よりも中国人の店員を好むようになった。




彼らの方が日本人より元気があり、熱心であり、笑顔もあったからだ。




やがて多くの日本人は、他人に関して「無関心」になっていった。





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同時にこのころ、世界的なウイルス騒動が勃発したこともあった。

製作過程の生物兵器が誤って漏れ出てしまった、とされる例の事件だ。

ワクチンが作成される前に、ウイルスが拡散したわけだから、世界がそれに敏感な反応を示した。

それ以前に撒かれたSARSやMERS、エボラなどの時とは比較にならないほど、神経質な対応が各国にみられた。


ことの真相にいち早く気付いて警鐘を鳴らす日本人も、ごく少数ではあるがこの頃の日本には、まだ存在していた。

ただ、多くの国民はそういった人の発言を、お得意の「都市伝説枠」に押し込め、まともに耳を貸そうとはしなかった。



皆、目先のことか、自分のことにしか興味がなく、他人に合わせようとか、

力を合わせて何かを成し遂げようとか、ましてや師を定め精進を続けるなんて、

まるで原始人の崇拝儀礼くらいにしか思っていなかったのだ。



このウイルスの本当の恐ろしさを知るのは、ここから更に十年も先の話である。




・・・第四話につづく。

第二話 砂時計

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原作
白鯨百一氏作:本土決戦




 2040年、私は六十歳をむかえた。

はっきりいってしまえば、働き盛りの三十代の頃から私は「国力の衰退」というものを味わい続けてきた。

その国の国力が衰退し始めてから、それが現象として現れるのに五年以上かかるといわれるが、

私たちの生活に影を落としたのは、二十年前の東京オリンピックあたりからだ。



その頃の日本人は、まだ国力と経済力の区別が付かなかった。

それでも物は溢れており、日銀がいくら金融緩和をしても、なかなか海外品デフレーションの波から脱却することができなかった。

物が余っているとき、カネの力は万能になる。


誰しもが、これからカネが不足する事だけを心配していた。

政府が消費税を上げるたびに、人々が覇気を失っていった。

その頃小学生だった私の甥っ子たちに、「将来何になりたいか」と聞くと、「お金の儲かる仕事」とだけ言い放った。


それも仕方がない。


今と比べれば相当贅沢な生活をしていたはずだが、多くの母親たちはカネが足りない、足りないと父親をせっついていた。




父親たちには威厳のかけらもなかった。



GHQの遺したWGIPの膿(うみ)は、この頃も十分すぎるほどの腐敗力を維持していた。






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カネはそこから移動することはあっても、決して無くなることはない。



しかし「国力」、つまり「社会の生産力」や「人のエネルギー」は確実に減少していく。

将来のカネが心配だと言っているうちに、日本人の人的エネルギーは砂時計の砂のように無くなっていった。

少子高齢化が主な原因であった。




しかし、本当の問題は、


私たちから徐々に「覇気」と「明るさ」が消えていったということだ。




・・・第三話につづく。

第一話 回顧

こんばんは


突然ですが、

今晩からしばらく小説をアップする

『くるあん工房』うえはらです



よろしければお付き合いください

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原作
白鯨百一氏作:本土決戦


第一話 回顧



 私の祖父が終戦を迎えたのは、彼がまだ十六歳のときだった。

そのとき少年だった彼にも、日本が劣勢に陥っていることは理解できたが、学生の彼にはまだ動員招集がかからなかった。

米軍が沖縄に上陸したとき、次は自分の番だと信じていた。

そしておそらく、自分たちの決戦の場は本土だと思っていた。

一番多感な思春期に、彼を止めどもない高揚感が包んでいた。

正直なところ勝てるとは思っていなかったし、生き残れるとも思っていなかった。




ただ、

死ぬまでには『最低三人の米兵を殺す』のが自分の義務だと思っていた。

頭の中で戦闘の情景を思い浮かべることは、彼にとってある種の高揚感をもたらす行為だった。




自分が死ぬまで最低三人・・・

三人を殺せ・・・

三人だ・・・





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 しかし広島にMg爆弾が投下されると、あっけなく戦争は終わってしまった。

やっと戦争が終わったと喜ぶものもいたが、、、祖父は肩すかしをくらったような気分になったそうだ。



いずれにせよ、日本人全体を脱力感が襲った。

祖父はその後、日本の復興・経済成長の礎となる世代であり、ほかの日本人同様懸命に働いたが、

戦争で死んでいった上の世代に対する後ろめたさと、十六歳の頃の自分の高揚感を乗り越えることはできなかった。


 高度成長期に、日本人のこころを躍らせたカラーテレビも、日比谷の映画館も、彼にとっては何の慰めにもならなかった。

祖父は無口な男であったが、死に際に孫の私に最後の告白をした。



「最近、うつ病っていう病気があるだろう?

 だとしたら、俺は戦争が終わってから、ずっとうつ病だった・・・。」




・・・第二話につづく。

寂しかれど清らかなる旅立ちの日

こんばんは



脳のバージョンアップが望まれる

『くるあん工房』うえはらです




さて、



今日は小学校の卒業式でした





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子どもが6年間、元気に通った小学校

私がPTA役員として、5年間通った小学校

校舎新築時、真っ先に防音ガラスを割ってしまった小学校



思い出深い小学校です




ただ、

今日の卒業式は例の「新型コロナ」の影響で、従来の卒業式に比べ、

大幅に縮小(簡素化)されての開催を余儀なくされました


ウチは、3月4日から一斉休校だったので、卒業生自身もこの式の練習が

思うようにできていない状態での本番となり、

式が無事に進行していくかどうか、先生も大変心配だったことと思います



が、

さすが我らの6年生

各自の役割をきちんとこなし(先生のおかげだと思います)、

思い出に残る立派な卒業式を終えることができました



さぁ、

4月からはいよいよ中学生

大人の矛盾に憤りを感じたら、いつでもウチに物申しにいらっしゃい(笑)




ヒトを支えるのは、カタチのない「情報群」ではなく、

体温の通った「人間」である



そして、

お世話になった先生方に心より感謝申し上げます

ウチの子を叱ってくれてありがとうございました



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

ごく『稀』に・・・の『稀』によく出会う男

こんばんは




すっかり忘れてましたが、

明日

令和2年3月24日は臨時休業致します

ご迷惑をおかけしますが、どうかご了承ください

『くるあん工房』うえはらです



さて、

あばらの痛みから一週間


まだ身体は動くというのに病院に行くなんていう軟弱な行動は

オイラの武士道に反するんですが、今後のことも考え一応診察してもらうことにしました





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2本折れてました(笑)





マヂでかっ!?


テコンドー然り、何度か骨折及びヒビ割れの経験はあったので、

その時の痛みに似てるなぁ、とは思ってはいましたが・・・




今回の事故現場は、

片膝をついた状態で、右前方に置いてあったモノを手前に引き寄せる動作を

行なった時に生じたもので、外部から何らかの衝撃を受けたわけでもなく、

ただ「ひねった」ような形で発生した痛みだったので、


まさか折れているとは・・・




ただまぁ、そのときぺきっ!っていう音は確かに聞こえたので、

ヤバい!っていう感覚はありましたけど、

せめてヒビが入ったくらいだと思ってました






しかも、折れた断面が竹槍の先端みたいに鋭利に尖っていて、

皮膚の内側というか、筋肉をザクザク突き刺しているような状態でした




身体をひねっただけなのに、なんで折れるんだ!?




そんなに貧弱化してんのか、俺の身体は!?

ってことで、いちお「骨が弱ってるんスかね?」と、先生に訊いてみたんですが、

『骨の太さ、密度ともに特に異常はありません』とのこと




じゃぁ、なんでやねんっ




意味がわからん

『ごく稀に、こういうことも起こります』だそうですわ

身体をひねっただけで骨が折れるって・・・これじゃぁ楽しく「ハンカチ落とし」すらできんわい




ま、

なにはともあれ、あばら骨をかばった動きが求められますな、しばらくは

整備作業は姿勢を正した状態で、肋骨に負荷がかからないような動きを心掛けよう



・・・そうすると今度は腰にきそうなんだけど・・・ね

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

138億年のかけら

こんばんは



いよいよ「あばら骨」が痛いので、病院に行ってやろうかと考え始めてしまった

『くるあん工房』うえはらです




さて、

リハビリ的なものも兼ねてプラプラ歩いてましたら、

靴底に石が挟まりまして





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取り除いて、捨てようとしたんですが・・・何か妙に気になって


手に取って、しばらく観察してみました




どうみても普通の小石です








ただ、

考えてみればこれは宇宙創世時点で形成されたものなんですよね



ビックバン理論が正しいとするならば、この世の中にあるものはすべて、

宇宙創世の『その時』に出来上がったわけでして、それが重力その他さまざまな力と

偶然と愛嬌によってぶつかり合い、離れ合いしながら今の形に取り敢えず落ち着いたということです



だからこの小石も、何億年か前にはどこかの星の溶岩で、ドロドロだったものの一部が冷え固まったものかもしれないし、

何億年か前の宇宙船の一部が長い年月の遊び心で石化したものかもしれません



当時、地球なんて若い星はなかったでしょうから、この石はそもそも地球外鉱石なわけで、

っていうか、

地球にあるもののすべてが、地球外(地球形成以前)の物質の集合体なワケで、

よく隕石が降ってくると「地球外の物質が・・・」なんてことを言われますが、

目の前に落ちてる石も、もともと地球外の物質なんですよね、考えてみれば



もっと深く、

素粒子のレベルでいえば、我々人間を構成しているタンパク質も、水も、寄生虫も、

あの娘が放つ甘美なエロスであっても、宇宙創世のときからずっとあった「それら」の集合体なんだよなぁ~




たかが小石でも歴史はもの凄く長いものだったんだなぁ、としばらく感慨にふけっておりましたが

めんどくさくなったんで、道端に捨てときました




もう二度と会うことはないでしょう

さらば、宇宙のかけら(笑)



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

弟のためにできること

こんばんは



やりたいことがたくさん出てくる

『くるあん工房』うえはらです




さて、

仕事中、連日休みになっている子供たちが自転車を持って工場に来まして



工具を貸してくれというので、何かと思って見ていましたら





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皆でパンクを直し始めました


末っ子が、かつて兄が使っていた自転車に乗りたいと言い出したようで、


ただ、


しばらく放置していたせいか、あるいは元々そうだったのか、

前後ともタイヤがパンクしていて乗れない状態だったようです



そこで、

兄と姉が直してあげることになったんだそうです



兄弟、仲睦まじい姿を見ました




オイラは一人っ子なので、体験したことはないですが、

いいもんでしょうね、こういう体験も



はてさて皆さん今日もお疲れ様でした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

春の兆し

こんばんは



日曜日から「あばら」を傷めている

『くるあん工房』うえはらです



咳をするにも、くしゃみをするにも、激痛がはしります




早く治んないかなぁ~




さて、

今日は春分の日ということで休日でしたが、納車のお仕事があったので

街中を通り抜けて車を走らせたんですが、道中の多くのお宅で

玄関に国旗を掲げてらっしゃるお宅を多く見かけました




なんだか引き締まる感じがありますね、国旗を掲げてると


ってことで、

ウチにも国旗セットがあるので、掲げてみました




引き締まったね、ウチも



今度からそういう日には掲げるようにしようと思いました

日本では、国旗を掲げると何か違った意味で捉えられてしまうような風潮が

あるように思えるので、少し尻込みしてしまいますが、

別に他国の国旗を掲げているワケでもないですし、どこぞの団体のシンボルを掲げているワケでもないので

堂々とやっておこうと思います




と、




その時をみましたらば





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になっとるわい



ついこのあいだまで茶色だったのに・・・




生命の息吹が隆盛しておりまする

さぁ、

草刈りの季節到来ですね




言い方変えれば

命刈り(滅殺)ですけどね


頑張ろ

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

復活しました

こんばんは



アマチュアの気持ちで

プロの仕事を

たのしくやっている

『くるあん工房』うえはらです





前回のブログで3日間更新を休みますと言いましたが、

気が付けば4日休んでました



『毎日続ける』っていうのは、なかなかどうして難しいものですね~



タバコやお酒なら何の無理もなく毎日続けられるのにね





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このブログを続けていることも、きっと何かに繋がっていくと信じて

今日から再び続けて参りますので、つまらんネタが多いですが、是非またお立ち寄りくださいませ



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

3日ほどブログを休みます

こんばんは



集中力が切れてきた

『くるあん工房』うえはらです



さて、

諸事情により明日から3日間ほど、当ブログの更新を休ませていただきます





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3日後くらいからは、また『ほぼ毎日』元気に更新を続けて参りますので

また覘いてやってくださいませ



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

体内の空気を入れ替えると、気分が変わる

こんばんは



消防操法訓練大会に向けて、最後のナイター練習を終えた

『くるあん工房』うえはらです





あとは本番を残すのみ

世界中がコロナで暗いムードになっていますが、その雰囲気を吹き飛ばすくらい、

ビシッと決めてやりましょう




さて、

御車の御納車の関係で、牛窓町に行ってきました


ここ岡山県の南東に位置する、海に面した町でいまは近隣の町と合併し、

瀬戸内市となっているところです



海がとても綺麗なところだったので、帰り道にちょろっと寄り道をしました





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牛窓神社です


かなりの段数の階段を上ってきましたが、鳥居の向こうにも更なる階段が・・・








ぜぃぜぃと息を切らせながら上って来ました先に、

ようやく拝殿がお見えになりました





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御祭神を見てみましたら、

神功皇后

と書いてありました



なぜに神功皇后!?



熊襲のときにでもここに立ち寄ったのかな?

よく分かんないけど




とにもかくにも

景色はいいし、空気もいいし、

とても清々しいところでした





神社が高い所にあるのは、到達までの間に地上で吸った体内の空気を

全て入れ替えるために設けてあるのかもね~



知らんけど(笑)



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

寒さが戻ってくるらしい

こんばんは



体力の衰えが激しい

『くるあん工房』うえはらです




さて、

消防の操法訓練大会がいよいよ明々後日に迫って参りました

各チームとも仕上がってきている感じ




今年はコロナの関係で異例の大会スケジュールとなっていますが、

平常心で挑めたらいいですね~




で、

今夜も練習してたんですが、そっちに集中しすぎちゃって

写真を撮るのを忘れてました





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ということで、冬の画像



というのも、ここにきて寒さがぶり返してきまして、

大会当日も雪が降るとか降らないとか・・・




平穏無事に済んでくれることを祈ります

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

想いを胸に

こんばんは



『くるあん工房』うえはらです




今日は3月11日



今から9年前の今日、

あの忘れもしない、忘れることのできない世界的大災害、

東日本大震災

が発生しました




約16,000人もの尊い命を奪う歴史的大惨事でした
(行方不明者は未だ2,500以上)


犠牲者の死因のほとんど(90%)が、津波に起因するもの(直接、間接を含め)で

大自然のもつ底知れぬ魔物性と、人類が創り上げてきた文明物の脆弱さを痛感した災害でもありました




地震発生直後は、震源地の正にその場所に地下10kmの穴を掘った作業員のインタビュー映像が

ネット上にあり、「人工地震ではないのか」という噂が広がっていました
(当時発表震源深さ約10km:現在は約24kmに修正されています)
(インタビュー映像も一掃されています)





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あれから、9年・・・




いまだ、『人工地震ではない』とするだけの確たる証拠が示されないまま、

次なる脅威災害、コロナウイルスがやってきました





『技術水準の向上』や『利便性の向上』が文明の進歩ではありません




それらは、その指示を出している人(出せる立場にいる人)たちの盲目的自己顕示欲が引き起こす、

それこそ「人工災害の一部」です



※以下、誤解を招く表現が混じっている気がしますが、ブログなんで愛嬌で読み飛ばしてください
だって、地震が起こっただけで
いま僕たちが不自由なく暮らしていける祖国土を創ったり伝えたりしてくれていた多くの尊い命を奪われ、
その生活源として頼っていた資源が、ひとたび自然に返ると地球全体を汚染することになるという低文明さ。
ウイルスが蔓延しただけで、経済が混乱し世界が麻痺。餓死者が急増する未熟社会。

13万年ですよ、13万年もかけてんのに、ま~だこの程度の非常に脆く浅薄な文明しか築き上げられていない実情。
それもこれも「指揮者」が幼稚だからに他ならないと思うんですよね

地震が起きようが、轟雷に襲われようが、大火災に見舞われようが、オヤジに怒られようが、
ビクともしない強固な社会基盤を作ってさえいれば、何も惨事にまでつながることはないのです。


20世紀中に多くの社会主義思想が頭打ちに合いました。
21世紀最初から多くの資本主義思想が混乱と悲劇を生み出しつつあります。
(「敵」を作り続けないと維持できないですからね、仕方がないのは事実ですわ)


ま、

どちらも問題は「指揮者」でしたね?
結局はそこが『ヒト』だった、からと




そこで、新たな動きが芽を出し(実際には花まで咲いて、むしろ次のタネまで撒いてますが・・・)
A.Iという、なんとも利口そうなお名前の仮想指揮者が創られまして
(なんだか期待できそうですが・・・
オヤジ脳では「A.I」といえば、「飯島 愛」が真っ先に頭に浮かぶ始末



「おや?これは凄いかも」
な~んて思わされる『道しるべ(ハーメルンの笛)』を建てられてますが、その看板建ててるのが
これまた「従来の指揮者」という茶番、、、



もう、トホホ・・・です






「ヒトは、一人では生きていけない」
「だから皆で協力しあって生き抜こう」


このセリフを利用され続けてはや何百年・・・





人間には我欲埋め込まれています
あと10数万年も・・・こんな競争社会を続けるのは勘弁願いたい





僕たちは一人一人、対等なる命を有する生命体です。
そのなかでも、志を共にする仲間と共に暮らしていきますので、
あなた方の文明は一切関与しないでください。




っていうような、誰しもに(植物にも)与えられている真理的権利は、
口にすることすらはばかられる文明





震災に遭われた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今後このような被害により、尊命が失われることのない社会を築くべく
強健なる基盤体制を構築することに尽力致す所存でございます。

~本日黙祷を捧げている時に、いただいた言葉に沿えて~







はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

頭の良さ=想像(発想)力+臨場感

こんばんは



湿気に弱い

『くるあん工房』うえはらです



さて、

目には見えないけど、確実に存在しているものっていろいろありますよね


ウイルスしかり、空気しかり、幽霊しかり(確実にいるかどうか知らんけど)、

そして電気しかり




昨今、自動車の整備も機械的な(メカニカルな)故障よりも、

電気的な不具合による故障というものも多く、その原因を探る場合には

電圧(あるいは抵抗)だけを頼りに箇所を特定していく技術が必要になってきます





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なにせ目には見えない相手なので、頭の中で仮想敵を構築し、

その敵を追い込んでいく、というか絞り込んでいくという工程を経るわけです



いまでこそ慣れてきましたが、最初は苦手だったなぁ~




『電気』が行なえる作用ってのも21世紀の人間文明では種類が限られてるんで、

それさえ分かっていればなんてことはないんだけど、

それに気づくまでが大変でした




自動車に使われている電気は基本的に『直流』なんで、

『交流』については・・・まだまだ素人な部分が否めませんが




ニコラ・テスラってやっぱスゴイ人ですよね~

全然及びませんわ




はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

鳥は電線からなぜ落ちないか

こんばんは




いろいろと考えることの多くなった

『くるあん工房』うえはらです




さて、

新型コロナウイルスの関係で、突然訪れた夏休みのようなバカンスを

心置きなく楽しんでいる子供たちに、を入れるべく取り組み始めた、

『考えて、まとめて、発表しよう』というコーナー



第一回目は

「なぜ水道から水が出るのか」

という課題で、長男、長女ともそれぞれの答えを発表させてみました




まぁ、それらしくやってくれましたが、切り口が平凡だったこともあり、

次はちょっと意地悪な問題を出してみました



第二回目の内容は、

「鳥はなぜ枝や電線から落ちないのか」





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一見、当たり前のように思える問題ですけど、意外と奥の深い問題

それなりに頑張って考えたようです





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ま、

子どもの知識からいえば、こんなもんでしょう



取り敢えず驚いたのは、実際に庭に出て、電線に停まっている鳥を観察してみたということ



実際に見てみるという『行動』に移ったのは褒めてやらんといかんな、と思いました

しかもそこで、鳥の足の構造に発見があったようで、

今まで認識していた鳥の足と、実際に観察した足に違いがあったようです



で、

結局そういった足の構造(柔軟さ)を備えていることで、バランスがとりやすい身体である、

というような結論に至ったようです




実はこの問題、

ある本に書いてあった話で、実際に東京工業大学で出題されたものです



そこは、さすが日本屈指の理工系学生

重心がどうとか、モーメントがどうとか、足の握力がどうとかってのを

皆んな数式を交えて詳しく説明する回答だったそうです




ところが、

そんななかに柔軟な学生が一人



「落ちても飛べばいいと思っているから」



という回答




いやぁ~・・・脱帽しますわ(笑)



そりゃそうだ

そもそも鳥には『落ちる』っていう概念がないんだよね



このことを子供たちに伝えると、子どもたちも感動してました

こういうのが、勉強だよね



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

出し切ってない事に気付く

こんばんは



いろいろと考えを改めさせられている

『くるあん工房』うえはらです





久しぶりに(実に15年ぶりくらい?)テレビというものを見ました




『ポツンと一軒家』という番組です



ここ岡山県内の放送ということで、拝見させていただきました





実は私、生まれてすぐに大怪我を負い、そこで命を落としていたはずの人間です

奇跡的に生き延びて、こんにちがあるワケですが、

幼少期より『いつ死んでもおかしくない人間』として生活を続けてきました



そもそも20歳まで生きられないだろう、と医師から宣告されていました





故に、

いつ死んでも悔いのない生き方

ってのを心掛けて、、、というかそれを自然と行なってきました




だから、

俺は出し切っている!っていう自負があったんですが・・・



今日、その番組を観て、

まだまだ、というか全然出し切ってないことを痛感しました





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やりきって死のう


どうせ、教科書に名が遺るほどの人間にはなれない

遺したからって、どうというワケでもない




いかに楽しんだか、

これぞ我が人生!

って華々しく散っていける生き方を貫き通そう、と思いました





すでに、医者の宣告より2倍生きてんスから、これ以上の贅沢はないですもん、僕(笑)





さぁて、一花咲かすかな


はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

「即、行動」で人生は大きく変わる

こんばんは



少し走っただけで息が上がるようになってきてしまった

『くるあん工房』うえはらです



いよいよ歳を感じますね、、





「昔はそんなことなかったのに」

というセリフを同輩ならびに先輩方からよく耳にしますが、

天網恢恢疎にして漏らさず

僕もそのうちの一人となりました




って、

これは喜ばしいことではないので、なんとか打開策というか解決策を

考えねばならぬ時期が来たということ



運動でもしようかな




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春になったら(笑)





はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

あと一週間

こんばんは



曜日感覚と日付感覚がなくなりつつある

『くるあん工房』うえはらです



さて、

年始よりずっと練習を繰り返してきました、消防操法訓練も大会まで

残すところあと一週間となりまして





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ウチのチームも煮詰まってきた感じがあります


今年は例のウイルスの関係で、従来とは違ったカタチでの開催となりますが、

どうであれ、練習してきたことと、身に付いたことを全部出し切れるように

ただひたすら精進するのみですね



泣いても笑ってもあと一週間ですから、とにかく大切なのはケガをしないこと

ここにきてケガだの病気だのってのは致命傷ですからね



あと一息、頑張って参ります

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

『あたりまえ』を『感謝』に変える訓練

こんばんは



新型コロナの影響で、今日から子供たちの通う学校が休校となり、

家がカオス状態になっている

『くるあん工房』うえはらです






彼ら(小6兄と小5妹)にとっては、ただただラッキーな毎日であり、夏休みが2回やってきた感なんでしょうが、

普段ならまだ学校で授業を受けている身




今日のぶんの宿題が終わったからという程度で、その他の時間をゲーム的なもので

遊ばせ続けるのは不経済だし不健康だと考えまして




親のエゴで問題を1問与えて仕事に行きました

Q.蛇口をひねると、なぜ水が出るのか?





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A4用紙一枚に文章や図などを用いて細かく示せ。

で、帰宅後それぞれに持ち時間10分程度を与え、ホワイトボードで発表してもらいました






いろいろと見えてきますね

子どもの癖が(笑)



教科書で得た知識のみで、場当たり的に間違いのない回答を出す兄(僕似)と、

もしかしたら、こうかもしれないと冒険してみる妹の茶目っ気のある姿(奥様似)が見えました






どちらも、かなり粗い論理ですが、大筋では理解できているような感じでした






細かい部分を質問すると、答えに窮するばかりだったので、

ざっと補足説明を加えて理解度を深めたところで終了






せっかくの休みですからね、

普段は『あたりまえ』って感覚で通り過ぎてしまっているトコロに一度立ち止まり、

そこにじっくりと目を向けさせることで、

その構造と原理、ひいてはそれに対する感謝の気持ちを抱かせるように

導いていけたらなぁと思います




明日のお題は、

電線の鳥はなぜ落ちないのか?



どんな回答が返ってくるか楽しみです



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

慌ただしい日々

こんばんは




各地で新型肺炎の新たな感染者報告が上がっていますね

イベントもどんどん中止になっていますが、

元気出していきましょう

『くるあん工房』うえはらです




さて、

15日に行われる操法訓練大会に向けての練習もいよいよ終盤





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当日、審査員を務めてくださる消防署員の方に直接指導をいただける

ナイター訓練もはじまっています



というか、

参加してきました



泣いても笑ってもあと少し

どのチームも力を出し切れたらいいですね



はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

歳はとりたくないもんだ

こんばんは




疲れが残りやすくなっている

『くるあん工房』うえはらです




歳のせいでしょうかねぇ~



朝もスカッと目が覚めて、希望に満ち満ち溢れた今日という輝かしい一日が始まるなんてなことが

幼い頃から・・・そうだなぁ、30代前半までくらいはあった気がするけど、

最近は「えっ!?もう朝なの!?」

まだ身体がだるいんスけど



みたいな日が多いです




いかんね、これは





運動不足なのかもしれないね

次の休みくらいには、家族でどこかへ出かけて、走り回ってみようかな





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気分もスッキリしそうだし

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

頭が悪いと、いちいち苦労する

こんばんは



自分の頭の悪さを呪いたくなる

『くるあん工房』うえはらです




だってね、

どうやら重力は距離の2乗に反比例するらしいんスよ



でね、

地球の重力によって引っ張られてるらしいんスわ



ほんで、

月の周回速度から生まれる遠心力とのバランスで

地球の周りをくるくる回っている、と




そして、我々もまた地球の重力によって引っ張られている、と




月も我々も同じように『地球に引っ張られ』ていて、

当然我々の方が地球に近い、と




月と地球は38万km離れてるんですよ?その2乗に反比例した重力でも

あれだけの体積を繋ぎ止めておけるだけの力が発生してるってのに、

直に接してる我々は何故ぺしゃんこに潰れてしまわないんだっ







それに耐えれるだけの構造を我々は有していると?






ならば、宇宙空間に出た際に、身体は即座に破裂してしまう

あんな薄っぺらい宇宙服なんかで破裂を抑えられるワケがないではないか

だいたい、地球で作った人工衛星が宇宙空間で空中分解しないのは何故だ!?




38万kmも離れてて、あれだけデカい体積の物を繋ぎ止めてる強大な力に、

チタンやCFRPが形態変化しないのはなぜなんだぁぁぁ~





それになにより、

相手方の月から受ける重力の具合で海水面が上昇したり下降したりするんだったら、

夜の間だけでもオイラの髪のボリュームが増加したっていいじゃないか



どうして海水は上がるのに、髪のボリュームは上がらないんだぁぁぁ


髪様のばかやろぉぉぉぉ~




全く理解ができない

もっと勉強しよう・・・




みたいなことを考えながら、

今日は春の火災予防運動の一環で消防パレードに参加し、濃厚接触してきました





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参加、っていうか運転手でした


ふむ、

火災もそうですが、喫緊の課題はともかくパンデミック対策ですね・・・




はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~

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