2020/07/29
こんばんは

こうも蒸し暑いと、ツナギから漏れる汗の香りで意識を失いそうな
『くるあん工房』うえはらです

さて、
昨日のブログの続きですが

そう、
相対性理論です

40歳にしてなんとなく気付いた、この内容は重力の効果も含まれると思われるので、
『一般相対性理論』に分類されると思います

さて、
何に気付いたのか

相対性理論自体をここに文章で説明しようとすると、
とんでもない量になるし、説明図をつくる時間も気力もないので大幅に割愛し、
ここではその説明のなかで有名な例をひとつ取り上げてみようと思います

それは、
走る電車の中にいる人と、その電車を外から眺めている人とでは
時間の長さが変わる、というもの

例えば、その電車の天井からボールが落下すると、
床に着地するのがその1秒後だとします

電車の中にいる人は、その1秒の間にボールは天井から床までの距離を進んだ、
と認識します

ところが、電車を外から眺めている人は、電車が横に進んでいるぶん、
ボールの落下は走る電車に合わせて斜めに落下しているように見えます

当然その距離を比べると、斜めに見えるぶん外から眺めている人の方が
1秒間にボールが進む距離が長くなります、というか長く見えます(感じます)

このように、立場によって流れる時間に差が生じることが
相対性(の原理)ということなんですが、
本題はここからです

高校生の頃から相対性理論には触れてきたと、昨日書きましたが、
40にもなるといろいろな着眼点が自然と身についているものでして
これまで考えもしなかったことに、ふと気が付いたんです

野球選手のイチローさんなんかが、どこかで発言されていましたが、
自分のプレーを、観客席から見ながら動く(動かす)と、
背面キャッチがやりやすいらしいのです

つまり、
『意識を別の場所に移す』ということです

ごちゃごちゃ言ってますが、
第三者の目になって、そこから自分を動かすと、スーパープレーが容易になる、
というふうに考えてもらえば、それで大方相違ないと思います

この例ほどずば抜けた感性ではなくとも、
皆さんも、何かをしながら同時に第三者の目になることってありますよね?
要するに、
臨場感が物理空間から離れるとき
サッカーなんかでも、自分と遠く離れたところにボールがあるときは、
サポーターの声援や監督のサインやらにまで意識を飛ばすことができるけど、
ボールが自分に近いところに来れば来るほど、意識はそれに集中します

臨場感は、自分の身体とボールとの限られた狭い空間にまで狭まります

武道や格闘技なんてのは、まさしくこの境地です

相手と対峙していながらも、なお意識を会場内全てにまで広げられる人を
達人と呼びます

殴られかけているのにもかかわらず、それでも観客席の目線で辺りを見渡しながら
身体を反応させられる人、
こういう人を武道では達人と呼びます


話がだいぶ長くなってるな・・・

すみません
で。これって、電車の中の人と、電車を外から眺めている人というふうに捉えることができますよね?
相対性理論の例では、それぞれの人は別人であり、それぞれの人に流れる時間に
差が生じていましたが、
一人でこの二役をする場合は、当然同一人物(自分ひとり)です

この場合、
時間の流れはどうなるのか?
臨場感のある場所に依存するのか、あくまで物理空間にある身体に依存するのか。
それとも不協和が生じるのか

「いやいや、どうでもいいけど、そもそも
相対性理論はあくまで光の速度レベルでの話でしょ」 って?
では、
太陽を思い浮かべてみてください

できましたか?
太陽の光が地球に届くまでには約8分半です

あなたの想像速度は、光の速さより遥かに速いです

光ファイバーよりも、扱うデータ量は遥かに多いです

量子コンピュータよりも、遥かに多くの情報を同時処理できます

臨場感をどんどん高め、またどんどんその範囲を広げていけば、
あなたの脳内時間はどんどんゆっくり進むことになります

何かに集中していると、時間があっという間に過ぎるように感じた経験は
誰しもにあることでしょう

臨場感を別空間に移せば、物理身体時間では早く進んだように思ってしまう

これは錯覚でもなんでもなくて、実際に同一人物内で起こっている
時間的不協和なの、、、かもしれませんよ

話が異様に長くなってしまった

続きはまたいつか

ご興味がある方はイロイロとこの続きを考えてみてください

かつては考えもしなかった思考パターンが、いつの間にか身についていることに
驚くという事態が待っているかもしれませんしね

ここまで読んでくださって
ありがとうございました

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~