2021/03/22
こんばんは

まいにち明日にときめいている
『くるあん工房』うえはらです

さて、
数日前のニュースに、福井県の県議が
「ワクチンは殺人兵器」と主張する広報誌を配っていた、というものがありましたね

「ワクチンを打てば5年以内に死ぬ」というような表記もあったそうですが、
まぁ・・・現物を見ていないので、事の真意は分かりません

と、同時に、
この記事の科学的根拠についても、ボクは分かりません


ただ、そのニュースには
「陰謀論」という言葉が使ってありました

この「陰謀論」のいう言葉は、なんだか最近よく目にしますが・・・、
そもそも「陰謀」とは、「秘かに企む悪いはかりごと」という意味ですんで、
この県議が何か悪いことを企んでいての活動ならば、
適切な使い方だと思います

でも、記事を読む限りでは「呼びかけ」をしているだけであって、
いわば警鐘を鳴らしているだけですから、何かちょっと違うような気がしますね

例えば、
10人の人がいて、意見が8人と2人に別れたとします

すると「2人」の意見の方を「陰謀論」と呼ぶことが多いように思いますが、
必ずしもその2人は、8人の意見に対して悪だくみをしているわけではないと思うんですよね

なかにはそういう人もいるでしょうけど

民主主義の陥りやすい問題点として、「多数意見が正解」で、「少数意見は不正解」というような
『多数決論理』があげられるように思います

かつてはそれで良かったんだと思いますけども、
これだけ情報統制され、且つ慌ただしく生活している世の中だと、
じっくりと自論を練る時間もなければ、材料もないわけで、
結局はテレビやネット情報等に流されてしまい、
それが『多数意見=正解』というふうに固められてしまってる気がするんですよね~


それはもはや、民主主義とは呼べません

まぁ・・・世論を作った人間が結局は勝ち残る、ということから考えれば、
どっちにしろ同じことなのかな


この県議が言っていることが、本当に正しいのかどうかは分かりませんが、
一言で「陰謀論」と語るメディアの方も、、、少しばかり早計なのではないか、と思います


「陰謀論」じゃなくて、「個人的見解」と表現した方が、このことに対して
真剣に調べようと行動する人を多く生めたような気がします

日本語って難しいね


はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~