2021/11/09
こんばんは

急激な冷え込みに震え上がっている
『くるあん工房』うえはらです

さて、今日も『二酸化炭素くんの冤罪』について記事を書いていこうと思います

前回は、二酸化炭素と気温に相関関係は認められない、
というところまで語りました

今回は、そんな悪者としての汚名を着せられている二酸化炭素は、
そもそもどんなところから発生しているのか?
政府やマスコミが言うように、実際に脱炭素社会が実現したら、
その社会とは一体どんな暮らしになっていくのか?
ということについて、皆さんと一緒に考察してみたいと思います

この章は、
1.二酸化炭素の発生源
2.発生源を止められた後の社会
という2部構成でお送り致します

ということで、
まずは『二酸化炭素の発生源』を探っていきましょう

『脱炭素社会』を『実現』するには、
二酸化炭素の発生源を止める必要がありますから

当たり前ですね(笑)
さて、二酸化炭素は一体どういうときに排出されているのでしょうか?
誤解を恐れず一言で言うと、
「生きていくとき」です

我々人間をはじめ、多くの動物たちが皆その活動の中で二酸化炭素を排出します


いわゆる
「呼吸」です

例えば、空気中に二酸化炭素は0.03%しかありませんが、
吸い込んだ空気を吐く時(呼気)にはその150倍の4.5%にも増大します

動物は生まれてから死ぬまで、二酸化炭素を排出し続けるんですね

これは生きていく以上、仕方のないことです

また、生活で必要なさまざまなものを
生産するときにも、
二酸化炭素は排出されます

具体的には、化石燃料等を燃やす時です

但し、こちらは間接的に排出されることがほとんどです

理屈としては、製品を製造する際に稼働した機械の消費電力分を
発電するのにかかった化石燃料燃焼分、ということになります

ややこしいですね


一方で、そういった製品を
使用する時にも
同じく二酸化炭素が排出されることもあります

理屈は先ほどのものと同じで、間接的なものになります

よく家庭内での二酸化炭素発生源として取り上げられている、
エアコン、冷蔵庫、ホットカーペットなどはこのカテゴリーに入ります

直接二酸化炭素を排出しているわけではないけど、
それを使用することで火力発電に寄与しているよね、という理屈です

つまり、その製品を使用した結果として、
その発電分でどのくらいの二酸化炭素を排出したか、
というものに換算されているんですね

もちろん、石油ストーブや暖炉など直接的に二酸化炭素を排出する
生活用品や器具もあります

また、生活に必要な陶器を作ったり、キャンプなどで焚火をしたり、
金属の加工をする際に熱源として物を燃やす行為も、
直接的な排出のカテゴリーになります

それから、汽車や自動車、農機具など
石油燃料を燃焼させる機関を有するものからも二酸化炭素は排出されます


これらは、作るときも使うときも排出され続けるということですね

ちなみに、ハイブリッドカーや電気自動車は
その動力源であるバッテリーを生産する時などに、
一般エンジン生産時よりも遥かに多くの二酸化炭素を排出します

また、ハイブリッドカーは走行中にも当然二酸化炭素を排出しますし、
電気自動車も充電に際し多量の電力を必要としますから、
実は
脱炭素にまったく寄与していません
燃費は良くなるので、お財布には優しいですけどね

大雑把にいえば、
以上のような行為が行なわれると、
二酸化炭素が排出されるということです

あとは、人為的に起こされた火災や、あるいは自然災害による森林火災など、
物が燃えるときにも発生します

それらは別としても、先に述べましたように、
「我々が生きていくためには、
二酸化炭素を排出するしかない」のです

冒頭部分を繰り返しますが、
化石燃料に頼ろうが、電気に頼ろうが、
生きていくときには、どうしても二酸化炭素を排出するんです

このことを頭に入れておくことは、
この後の考察をしていく際にとても役立つキーワードですので、
覚えておくと便利だと思います

ご愛読ありがとうございました

続きはまた後日、この章の2部でお会いしましょう・・・

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~