2022/06/24
こんばんは

2022年6月19日のANNニュースにて、
9党の代表がネット討論会に臨み、
「若者政策について」論争を繰り広げましたというものがあり、
それについての考察を述べようと思う
『くるあん工房』うえはらです

勝手なことを叫び散らしますが、
どうぞお手柔らかに


そして、
いつになく
本気モードで語っておる関係上
メッチャ長い文章になっております

もし
流し読みされるのでしたら、
ここで退席していただいたくことをお勧めします
恐らくその方が、貴殿の時間を有効にお使いいただけると思います


以下、
戦後の日本教育について、
私論を展開していきますが、
『今後の日本「人」教育について』オマエの言い分を聞いてやろうか、
という姿勢をとっていただける方のみ、
以下へお進みいただきたいと思います

このフルコース論文を味わっていただけたとて、
最終的に『爽快感のあるデザート』でもって、
気持ちよく退席いただけるような気はしていませんが・・・(笑)
では・・・
まず最初に、
国民の代表が考えておられる今後の教育方針をみていきましょう

その討論会で各党の代表が述べられた内容が以下の通りです
自民:岸田総裁教育においては授業料減免等、中間層への拡大など、より充実させていかなければならない。
若い人たちが人生を自ら選びとれる、そうした環境づくりのための政策を用意することが重要だ。
立憲:泉代表児童手当の所得制限は撤廃する。
高校卒業までやり、児童手当の給付期間を延ばしたい。
若者政策という意味では「ネット投票」、これはぜひやるべきだ。
なかなか投票所に行って、投票するっていう時代ではない。
公明:山口代表0歳から2歳までの保育料、この無償化を進めたい。
給付型奨学金、これを拡充して多子世代にも適用されるようにしたい。
高校生まで医療費無料化を実現したい。
維新:松井代表許育、子育て負担の軽減、これをさらに拡充していきたい。
共産:志位代表大学・専門学校の学費を半額にし、無償を目指したい。
すべての奨学金は無利子にする。
お金の心配なく学べる社会にしていきたい。
国民:玉木代表児童手当も額を上げて、高校まで延ばして、所得制限を外します。
被選挙権年齢を18歳に引き下げます。
高校生衆議院議員、大学生参議院議員が出るようにして、一緒に日本を変えていきましょう。
れいわ:山本代表この国には、財産と言えるものが「人」しかありません。
若者たちを食い物にするような国は滅びます。
だからこそ先行投資、教育費は無償。
もうひとつ、若い人たちに公的な住宅を整備すべきではないか。
社民:福島党首高校の授業料、大学の入学金、授業料などゼロにする、っていうことをやります。
防衛予算11兆円より、こういうことにこそお金を使うべきだと思います。
N党:立花党首若者がワクワク、ドキドキするような選挙や政治をやっていく。
景気なんて、ワクワクドキドキしながら、楽しく生きていかないと面白くならないんですよ。
ということでした

個々の政党に対して、ツッコミを入れたい部分がいくつかありますが、
あまりにも長くなるので、今回は触れません

ただ、この手の論争にはひとつだけ
注意点があります

それは「各党の討論会」というのは、
必ずしも確約を語っているワケではない、
ということです

代表者が信念を持ちそれを発表する、それに賛同した人たちがその党に集まる。
自然投票でもって、その割合を公正に浮き立たせるのが選挙だとするならば、
ここで各代表が語っておられる話はあくまで「理想論」であって、
「本質とは限らない」ということを肝に銘じておくべきかもしれません

だって、皆どの党も言ってることは同じですから(笑)
だったら
全員一致で可決するはずの内容ですよ
でも、しない。なぜか?
『原因が問題の外にある』からです

だから、やっても意味がない。
そのことが分かっているから、どの政党も本腰をあげて取り組まず、
理想絵図を語るにとどまっている

ボクはそう思います

教育についてはそもそも『憲法』にて、
憲法第23条、学問の自由はこれを保障する。とする上で、
同じく
第26条すべての国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。と、あります

そもそも「権利」を持って生まれてきてるんだから、
無償化は「あたり前」なのでは?
そんなことより、若者に
「学ぼうとする意識」を芽生えさせること、
もっと限定的に言えば
「常識に疑問を持つ目線」を持たせることの方が
大切なんじゃないかなぁ?
「学問」という事柄において、その体制を整備したり実質費用負担額を軽減するだけでは、
子どもの学力向上にはつながらないと思います。
また、付け焼刃的な政策を講じると、その学校にふさわしくない生徒が入学することにもなり、
校風が崩れることで「学歴」の本質が失墜することにもなりかねません。
それに、保護者の教育に対する能力的な差によって、
ますます教育格差が広がってしまう可能性すらあります。
「学力」とは、文字通り「学ぶ力」のことであり、
知識量や効率の良い学習能力のことではありません。
保護者の負担が減ることや、教育を受ける権利を均等にすることは重要です。
しかし、教育を受ける側の姿勢が適切でないと、
いくら高度な教育を施してもそのノウハウを吸収することはできません。
充分に水を含んだスポンジには、
それ以上の水を吸わせることは困難です

「思い込み」や「型通りの常識」に囚われてしまったままでは、
新しい知恵は授かれないと思います。
いままでのスキームを一度捨て去り、
まっさらな状態から素直に学ぼうとする姿勢を醸成することこそが、
これからの時代に必要な学びの第一歩だと考えます。
ところで、どの党もこのことは分かっているはずなんです

先にも触れましたが、
だからこそ、分かっているからこそ、パフォーマンス活動しかしないんだと思います。
ではなぜ、どの政党も「学ぼうとする意識」を芽生えさせるような政策をとらないのか?
それは、
WGIPがまだ効いていることが、背景に隠れているんだと考えています
WGIP:War Guilt Information Programとは、
戦後GHQが行なった日本人の再教育プログラムで、
日本人に罪悪史観を植え付け、二度と歯向かわないようにするための洗脳教育です

表面上は、戦後数年間だけ実施された政策とされていますが、
実際のところは不明です

本当にある一定の時期だけのものだったのか、
あるいは今も続いているものなのか・・・
どちらにせよ、戦後の日本教育を受けた
ほぼすべての国民が、
今なおこの毒牙に侵されているものと推察しています


大なり小なり、「影響は受けている」ということです

先の戦争の悪者は、日本だと思っていませんか?
その戦争の発端は、戦国時代にまでさかのぼることをご存知ですか?
天皇家は男系男子(万世一系)という姿勢を続けているのに、
その原点が女性(天照大御神)であることが示す意味をご存知ですか?
ボクは別に、自分が得た継承知識を自慢しているワケではありません


いま一度、こういうことに目を向けてみてもらいたいんです。
「学ぼうとする意識」の発芽には、
「疑問を見出せる力」が必要です。
そのためには、
「すべての事柄に対して、自分なりに定義し直してみる」こと

この取り組みが、自発的学習にあたりまず最初の切り口あり、
また最も大切な姿勢だと考えています。
興味のある、無しは問題ではありません。
「突き詰めて考えてみることの大切さ」に目を向けていくことが重要ではないかと思うんです

これは大人も子どもも関係ありません。
いつからでも始められますし、
どこからでもスタートできます

話を元に戻しますが、
こういったことができないからこそ、
『若者政策について』はどの政党も「理想」しか語れないんだと思います

仮にこれを推し進めて、日本人(特に若者たち)の脱洗脳に尽力し、
もし本当に覚醒させたとしたなら、〇されるんでしょう

SNSや公的発信ツールでも、こういった内容のことを提示するとBANされるのは、
そうなると都合が悪いからに他なりません。
「言論の自由」や「表現の自由」、「基本的人権の尊重」までをも謳っておきながら、
ある特定のジャンル
(日本人の団結覚醒に繋がりそうなもの)に関してだけ、
「宗教色がうかがえる」とか「悪への社会的な扇動行為」として弾かれるのは、
恣意的な権利剥奪ではないでしょうか?
この社会的な「見えざる手」に従流するのではなく、
もう一回、ちょっと考えてみる
国民の多くがこの構えにならない限り、日本国の独立や自立した明るい未来はあり得ません。
国民には、特に子どもたちには、
「学ぼうとする意識」や
「常識に疑問を持つ目線」を養っていきたいものです
そもそもこんなモノは、皆が生まれながらにして授かっている『世を正すための本能』なのですから

「なでる」も「ぶつ」も、己の手のひら次第ですよね

「世の中こういうものだから(自分が得てきた常識)、こうしないと生きていけないよ!(子を守ろうとするが故の愛情の錯覚)」
という構図か、
「何が正しいのかよく分からないし(客観的な真実)、一緒に考えてみようよ!(無知の容認と奨励)」
という構図か

何十年か先には、『国家』を形成する人民の意識に、大きな差が出るもののように思います

長文読解、ありがとうございました

はてさて皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン楽しんでいきましょう~