2018/01/20
道路に潜む『魔物』は人為的なもの
こんばんは
早いもので1月も終盤に入りましたね~

1年の18分の1が終わったことになります

いやぁ~ホント早いもんです

この勢いで早く暖かくならないかなぁ~

『くるあん工房』うえはらです

さて、突然ですが
自動車に乗っている以上は、実は常にパンクの危険にさらされています

普段、普通に生活しているだけだと『パンクなんて珍しいもの』と思われるかもしれませんが、
車屋をしておりますと、けっこうな頻度で修理をしていることに驚きます

それだけ道路にはタイヤを傷つける物が落ちている、ということですね

今までの経験からいくと、一番多いのが
『釘(ビス、ネジ)』

というか、ほぼコレに尽きますね

道路へ意図的に置いていない限りは、
おそらく建築関係をはじめとする工事業務に携わる作業車の
荷台から落ちたものと思われます

フタの付いていない箱に、これらを入れているだけだと、トラックでいえば荷台の隙間から脱落、
ワゴンタイプの車であっても何かの拍子にドアに挟まったものが走行中の振動で脱落するという
パターンが想定されます

また、時折珍しいものでは
ラジオペンチ、杭、プラスドライバー、マイナスドライバー、
ニッパー、鉄パイプなどが刺さっていることもあります


これらの場合は、タイヤへのダメージが大きい(傷口が大き過ぎる)ため修理ができず、
交換を余儀なくされることがほとんどです

場合によってはホイールの内側にも傷が入ってしまい、ホイールごと交換を
しないといけないようなケースもあります

どれにしても、工事作業等に使用されるものばかりですので、
このような作業車にお乗りになる方は、積載物の転落防止に努めていただきたいトコロですね

話が長くなりました

そんな中で今日、タイヤに刺さっていた(というか、貫通してタイヤとホイールの間に侵入していた)のがコチラ




刃物です


これはもう・・・
明らかに何らかの目的を持って造られた刃物です


金属(鉄?鉛?合金?)を研ぎ、刃を付け、刺さるようにも、斬れるようにも加工してあります


また、グリップの部分は軽くRを描いており、小指側に行くほど力が込めやすく、
また握りやすくするように工夫してあります

ついでに言うと、人差し指がグリップする箇所だけ少し削ってあり、
裂傷時の攻撃力を更に上げるような細工がなされています

もしかすると、刺したときに自らの手を傷めないために設ける「ツバ」の役割も担っているのかもしれません

なぜにこんな物が道路に・・・??
というか、
何に使うために造ったんだろぉ・・・

タイヤに刺さったからいいものの・・・(という表現も適切ではありませんが

もしもタイヤの回転力で吹き飛ばされ、これが横方向に飛ばされていたとしたら・・・
そこに通学途中の児童がいたとしたら・・・



刃物はあまりに別格ですが、釘やビス、ネジ類も例外ではありません

車に何かを積載する場合は、落下する恐れがないか充分に確認をしていただき、
急旋回や急発進、急ブレーキを避ける安全運転を心掛けていただきますよう
よろしくお願い申し上げます

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