2018/07/13
面白き こともなき世を 面白く すみなすものは 心なりにけり
こんばんは
暑い日が続いてますね~


お肌も心も溶けちゃいそうな
『くるあん工房』うえはらです

さて、
先日から読み進めておりました

高杉晋作
わが風雲の詩
古川薫:著 文春文庫
を、やっと読み終えました

けっこう長かった~


というか、
時代物ですので、出てくる単語の意味が分からないことも多く、
いちいちGoogle先生に訊きながら読み進めたので時間がかかってしまいました

なかには、Google先生でも分からない単語があり、
その場合は手持ちの広辞苑先生に訊ねてみたりもしました

いやぁ~手こずりました

が、
全体的にとても面白く読み進めることができた良い一冊だったと思います

幕末とか維新とか、オイラは全然詳しい方ではないので、
『高杉晋作』と聞けば「わがまま」「風雲児」「破天荒」「革命家」といった
他を寄せ付けない独断即決行動派のイメージがあるだけでした

本著を読んでみて
彼はイメージしていたような『鬼神』ではなく、
一人の『人間』だったんだなという感想をいだきました

これは決して、彼が凡人のなかの一人だったという意味ではなくて、
ちゃんと人間らしさや、人間くささをもった天才だったんだなという意味です

死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。
生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
彼の師である吉田松陰先生のことばです

彼の生涯は、結果としてこのどちらの道をもまっとうしていないカタチとなりましたが、
没後150年が経ったいまでも、彼の名は多くの人たちの認知するところとなっています

本当に素晴らしい一生だと思います

死して不朽の見込みもなく、生きて大業を成す見込みもないオイラからみると
こういう一生は憧れの人生ですね~

少しずつでも頑張ってみっぺかな

皆さん今日もお疲れさまでした~

明日もまたジャンジャン頑張っていきましょう~

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