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第四話 消失

こんばんは


続きです


カテゴリ欄の『小説』に書き溜めていきますので、
そちらからアクセスいただくと読みやすいと思います。

※この小説はフィクションです。
 実在の人物、団体名とは一切関係ありません。

原作
白鯨百一氏作:本土決戦





日本人にとって、もはや労働は馬鹿馬鹿しいものでしかなかった。

確かに、労力と賃金から考えれば、馬鹿馬鹿しい待遇でもあった。

働けど働けど何とやら・・・スマホとユニクロとコンビニがあれば、なんとか生きていける。

必死に働く必要などあるものか。





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その当時流行っていたピケティという経済学者は、常にRはGより大きいという公式を打ち立てた。

つまり、真面目に労働生産やサービスに従事するより、投資した方が儲かるという公式を打ち立てたのだ。


それを格差拡大の原因としていた。


確かに、まともな投資先のない銀行は、投資に目覚めた素人や日本の企業をカモにして、

バブルを膨らませ、2021年にリーマンショックの5倍規模の経済危機を招いた。



その、日本の銀行自身もアメリカ金融のカモだった。




株やFX、家賃収入で、一生働かずに暮らすというのが、当時の私たちの夢だったのだ。

ただ、この世界恐慌に対して暴動を起こすほどのエネルギーも、もう私たちはなかった。

自分たちの境遇を認めることさえ億劫になっていた。






誰しもうすうす気づいているが、決して触れないことがあった。



それは、豊かさと便利さの弊害であり、文明の副作用だ。

人間も動物の一種として考えれば、すぐに分かることだ。




衣食住に満たされた人間が、どんな希望や理想をもつだろうか。

食欲、性欲、睡眠欲の次に来る欲求はなんだろうか。




それはまず、「体裁を保ち格好をつけたい、注目を浴びたい」という欲求。


そして「少しでも便利さにあやかり、楽をしたい」という欲求であり、

次に絶対に怖い思いをしたくない「リスクを避け、安全の中で安穏と過ごしたい」という欲求である。




この虫のいい三つの庶民の欲求は、ありとあらゆるキレイごと、偽りの姿を装い、私たちの覇気を奪っていった・・・。



・・・第五話につづく。
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